今日は"プレミアム・フライデー"らしい。
フリーランスの俺にはあまり関係ない話だが、『今日は仕事を15時で終わりにする』という事で、就業時間が短くなり、その分、食事などの遊興費にお金を使わせ、消費拡大を狙うのが政府の狙いらしい。
だが、それは微々たるものではないか?
普段なら"働いている"時間に仕事を切り上げ、食事や遊びに出掛けるのは結構な事だが、それを提供するのもまた"働いている"人なのだ。
『今日は仕事を15時で切り上げて、皆で酒でも呑みに行くか?』
↓
居酒屋が『プレミアム・フライデー』で休み…。
『15時で帰れるなら、家族でメシでも食いに行くか?』
↓
ファミレスが『プレミアム・フライデー』だから休み…。
……なんて事は無いか?
今や、日本の産業の30%以上は『サービス業』と聞いたことがある。
彼らの"プレミアム・フライデー"はいつなのか?
仕事が早く終わる分、その人達の為に働く人々が必ずいる。
そうして社会は回っている。
"客が来れば儲かる"のは当たり前だが、そんな彼自身に金を使わせなければいけない。
ならば、片方だけ"遊ばせ"ても、その効果は薄いのでは?