鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

派遣録3 怒りのディスカウントスーパー

俺が日雇いを始めた頃(2005年頃)に、前の記事(2)で書いたヤマ○の工場以外に派遣された場所に、袋井(?)のディスカウントスーパーがある。

 

そこはガソリンスタンド⛽とスーパーが一緒になった地域密着型のスーパーマーケットだった。

 

俺はまず、そこのガソリンスタンド⛽に派遣された。

で、一緒にいた社員(パート)のオバチャン(BBA)と揉めた💢💢

最初から頭越しに文句を言ってくるのだ。

 

断っておくが、俺は他人にすぐ怒ったり、怒鳴ったりしない。(確かに癇癪は起こすが…)

それなりに我慢する。

自分の立場(日雇い派遣)も分かっている。

 

だが、それでもそのBBAの態度は許せないものだった。数十年経った今でも許せない。二三発殴りたく👊なる。⬅️これがダメ

 

仕事中、怒鳴り合いになり、俺は午後からはスーパーの“品出し”に回された。

で、今度はレジのBBAと揉めた💢💢💢

ごちゃごちゃ言ってきて、頭に来たのだ。

 

何度も書くが、俺は“攻撃的”で“わがまま”なタイプではない(と思う)

 

さらに帰りがけに寄った(挨拶)事務所のBBAらの態度にこれまたカチン💢と来た。

もうこの日は”厄日”としか思えなかった。

 

俺はここから“3つ”の事を思った。

 

①日雇いという立場の弱さ。

 この日、揉めた人間の全てが『アンタは日雇いなんだから、文句なんて言うな💢』という“差別的な感覚”が伺えた。

俺がブラック企業の頃、バイトと揉めると、向こうは必ず『私達(バイト)は立場が悪い』と言ってきた。

そして、それを理由に俺を糾弾するのだ。

からしたら、別にバイトだからと下に見た覚えは無い。

だが、このスーパーの連中ときたら、とにかく日雇い派遣を差別していた。(…なら、日雇いを頼むな)と言いたいが、そうしないと、現場が回らないのだろう。

その“バランス”の難しさを、ブラックを経験している俺は感じた。

 

②居場所(働く場所)の無い人たち

頭にきて💢(こんなところ、2度と来るか!)と思っていた数日後、グッド○ィルの事務所から「また“あのスーパー”のお仕事(日雇い)、どうですか?」と誘われた。たぶん、誰も行きたがらない現場だったのだろうな。

金の無い俺は、迷った。

で、グッドウィ○の担当に、数日前に大揉めした話をした。すると担当は「…あー、大丈夫です。“そのオバチャン”(⛽)、もう辞めましたから(笑)」と言った。

内心(…本当に?)と思いながら、日雇いの話を承け(金欠)、また現場に向かうとそのBBAはしっかりと出勤していやがった💢

俺はまた品出しを任されたが、休憩中、そのBBAを睨んでやった。

で、また事務所のBCに絡まれて、軽くキレたり💢した。

俺の性格を差し引いても、そのBBAは相当問題があるように思えた。

だが、そのスーパー(⛽の方)で働いていた。

何故か?

その時には思わなかったが、そこ(⛽)しか“居場所”が無かったのではないか。

どういうわけで働いたのかは、知る由もないが、そうしないと“働けない”人だったのではないか。

このときは(うるせえババアだな💢)程の感情しか懐かなかったが、後に“こうした”タイプの人間は山ほどみるし、俺もそうなのかも。

この時は本当に“嫌なババアだ💢”くらい思っていた。

 

③派遣会社は嘘を付く。

グッドウ○ルの担当は、確かに俺に対し、「そのオバチャンは辞めた」と言った。

それは嘘だった。

何でそんな嘘を?

しかも、現場に行けばバレる嘘を?

この理由は、俺が次に働く“求人誌編集”で理解できる事になる。

派遣会社は、日雇いの現場の事など全く考慮しない。というか、出来ない。

派遣された“ノルマ”が大変なのだ。  

その為なら、日雇いなど“数字”でしかない。

嘘を付こうが、何だろうが、派遣依頼に答え、人を送るのが、第一目標だ。

はこの後、グッド○ィルの担当に文句を言った。

「あのBBA、辞めてませんでしたよ?」

すると、

「あっ、そーなんすか? …すいませーん」で終わり。

そんなものである。

そして、俺も日雇い派遣は(あくまで“繋ぎ”)と思っていたから、そこまで追及しなかった。

(まさか後年、派遣を“主”に働くとは思っていなかった…)

 

ちなみに、俺はこの後、この担当と仲良くなったりする。

 

あのディスカウントスーパー、今もあるのかな?

 

《続く》