鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

2023 9/15① 介護施設(実態と理解と怒り)

今日も昨日と同じ介護施設日雇い派遣されてきた。

これで通算3日目。

…このままだと、ここの介護職員になりそうだが、今日にでも今週面接を受けた『環境整備』の会社から合否の連絡があると思われる。

今日でここも最後か?

 

起床してスマホを見たら、 今週入った『ファミレス』の仕事から“リクエスト”が来ていた。

残念だが、こちら(介護施設)と先に出勤契約してしまっている。

しかも、連絡が来たのは昨日の夜。こっちは二日前から、決まっていた。

さらには、拘束時間からして、こちら(介護施設)が多いので1日の稼ぎからすると、俺が『ファミレス 』に切替る理由は無い。

残念だが、今回はこちらに行く。

連休中に、依頼があれば行こうかな?(選べる立場か?)

 

だが、これが日雇い派遣実態だ。

ギャラ💴の良い法で選びがちになる。

金💴が全てではないが、判断基準の一つにはなってしまう。

 

…『ファミレス』の方は、また“ホール”という可能性が高いのも、俺がいかなかった一因だが。

 

今日は昨日とは違い、社員さん(介護士)がいる。

これは心強い。

昨日のようなトラブルがなければ…。

 

だが、今日は昨日“トラブった”(お漏らし💦)した入居者が“コール”連発。

一時間に一回は“トイレ”🚹️に行かせることに。

介護食に就くつもりはないが、すっかりトイレ介助が上手くなったよ💧

ベッドへの“移し”が一人で出来るようになってしまった💦(コツは介護物の誘導)

今日はこの方にかなり振り和されたな。

 

しかも午後になったら、再びお漏らし💦

今日は介護士さんがいたので、助かった。

“その手伝い”という感じでいろいろ教わった。

履かせるオムツって便利だな。実感した。

 

やはり思うのは、親父のこと。

親父はまだ一人で日常生活が出来る。トイレも“まだ”大丈夫だ。

よく漏らすが、一人で処理している。

 

…だが、そう遠くない将来、親父もこの方みたいに。

 

やはりそう思ってしまう。

といのも、この介護者の方“赤川(仮名)”、こちらがいくらサポートしても、あまり感情を出さない。

“コール”で呼ぶと、指でトイレの方向を指したり、『起きたい』というジェスチャーをするだけ。

トイレの補助しても、食事の準備をしても、基本ノーリアクション。

『…ふーん』とか『はいはい』って感じ。

癇癪のある俺は何度かキレそうだった。

赤川さんは何も言わない。無視されていれようだった。

 

親父がそんな感じなのだ。

何をしても、基本無視。

それで俺が怒ると「仕方ないだろ💢」とか「しょうがねぇだろ!💢」とキレる…。

それで何度も口論になっている。

赤川さんも同じだ。

老人は、この年になるとこうなるものなのか?

うんざりした。

 

それでも、度々、俺をコールする。

何でだよ💢

 

介護士(社員)さゎがいうには、「日雇いさん(俺)への“新人イビり”よ、きっと(笑)😃」らしい。

つまり、“新顔”の俺に対する赤川さん“なり”の自己主張なのだ。

“どこでも”そんな事あるなー。

 

 

さらに今日はもう一つ問題が。

 

入居者の一人が、異常に俺の手伝いをしたがるのだ。

俺が食事の片付けをしていると、必ず近付いてきて、「ボクがそれやる!」と洗い物をしたがる。

俺が床を磨いていると同じようにやりたがる

何かにつけて、「ボク、やります?」と尋ねてくれる。

それはそれでありがたいのだが、皿洗いなどは汚れか落ちていなかったり、床掃除はそこまで頻繁にしなくても良いのだ。

俺が働いているのをみて、自分もしたくて仕方ないらしい。彼は“就労支援”には出ておらず、一日中施設だから、“働きたい”のたろう。

 

しかも初日に言われた。

この若い入居者(“山木”=仮名)は統合失調症を患っているという。

「絶対に怒鳴ったり、“ダメ”とか“止めろ”は言っちゃダメ🙅‍♀️🆖⤵️。優しく接して。皿洗いもならせてあげて、後から確認しつ、もう1度洗って」

「彼(山木)が気分の良いときは大丈夫。問題は“強く当たられて”、落ち込んだ時が危ないの…」

 

統合失調症…。

 

精神のバランスが崩れ、身体の調和が取れていないのだ。

昨日の“先輩”からも「あの人(山木)は、好きに指せて。危ないことだけは気を付けて」と言われていた。

 

それでも調理中に隣に立てられたり、皿洗いも満足にできないのに、必死にやっている姿を見ると、ついつい「邪魔だ!」と言いたくなってしまう。(絶対ダメ❌)

 

そう言えば、前の職場(工場)で作業に手間取る俺に同じように「邪魔💢」と言ってくる“チビ”がいたな💢

 

アイツも俺を、この山木さんのように思っていたのでは?

他人は自分の出来ることが出来ないとイライラ😒💢💢する。

しかも、俺は言葉が不自由。

あのチビは内心(…この知○○くれがっ!)と小馬鹿にしていたのかもしれない。

 

 

 

赤川さんといい、この山木さらにしても、何だか社会の見方を感じる。弱者には弱者の事情があり、ほれをどう捉えるかは、周りや環境時代錯誤だ。

(たが、あの“デブ”と“チビ”は一生許さん💢)

 

で、今日一緒に働いた介護士さんに、昨日の顛末を話し、「こういう施設で、“日雇い二人だけ”ってアリのか?」と、尋ねてみた。昨日、先輩と「日雇い“だけ”はねぇよな?」と言っていたからだ。

 

介護士さんが謂うには、ここは『知的障がい者の生活援助施設』だから、「基本、介護資格は不要」らしい。(本当?)

確かに赤川さんなどは、高齢者だが、“障がい者”という区分ならば、そうなる。(認知症ではないようだ)

そして、ここは比較的“軽度”の“利用者”のグループホームなので、「まだどうにか、回っている」らしい。

…日雇いを雇う時点でギリギリのような気もするが。

 

だが、それがこの業界(介護業界)の実態らしい。

そのギリギリで人員を回しているのが実情。

それも出来ていない“パンク”施設もあるらしい。

 

何か複雑な気持ちになった。

親父も、母も、いや、俺もやがては“ここ”に来るのか?

 

夜勤の方が来て、俺の仕事は終わった。

ちなみに夜勤の方も“日雇い”らしい。

本当にギリギリだ。

だが、こうして常駐で見守らないとあぶないという実態もある。

 

帰り際、社員の方が「また来てね」と言っていたのが、何だか痛々しかった💦