歌手の谷村新司さんが亡くなった。
ラジオの『純喫茶 谷村新司』をたまに聞いていたなあ。(「ちょっと聞いてよ、マスター」というやつね…)
俺が思い出すのは、名曲『チャンピオン♪』
この歌は、「ノンフィクションライターの沢木耕太郎氏の名著『敗れざる者』のボクサー、カシアス内藤から着想を得た」という。
少し前に、
その沢木耕太郎氏のインタビューを観た。
沢木氏の小説『春に散る』が映画化されたからだ。
ボクシング🥊が題材の物陰。
このインタビューで、沢木氏は、
『人生の終焉』についてはなしていた。
俺はこの話にあまり感じるものがなかった。“人生の下降期”と言われても、俺に“上昇期”があっあかな?
チャンピオン♪は、“かつて強者だったベテランボクサー🥊”が“若い挑戦者”に“敗れる(?)”という歌詞になっている。
もしボクシングが人生ならば、それは“生きる”というリングという中で、人間は勝ちもするし、負けもする、という事だ。
“チャンピオン”にもなれるし、“若い挑戦者”にもなる。勝者と敗者の間を激しく交錯する。
ならば、その人生が“終わる時”は、“生きる”リングを去るときであり、“試合”に負けた時ではない。
敗者は、敗れてはいない。
リングにいる限りはいつまでも“カンバック”できる。
他人の評価は聞くに値しない。
“リング”に残るか、降りるかは、俺が決める。俺はまだ敗れていない。
負けて負けて負けまくっても“降りない”よ。
何度も“カンバック”してやるよ。(“アイツ”みたいだな… )
またもうすぐ“復帰”(カンバック)できるかな?