先日、『M--1アナザーストーリー』を観た。(録画)
これは去年のM-1グランプリ2023で優勝した令和ロマンと準優勝のヤーレンズの物語だった。
少し前に深夜放送で観た『ヤーレンズの解散を回避した理由』(アンタウォッチマン?)と同じような内容。
でも、この話が良かった。
ヤーレンズが諦めずに2023年のM-1に出たのは、周りの声。
芸人を辞めようとした彼らを、皆が“ケア”した。
だから、諦めずに芸人を続けた。そして準優勝。
人生にいかに理解者が必要か分かる。
また『まいまいつぶろ』を思い出した。
そして令和ロマンは、研究と努力、研鑽とエネルギーのコンビだ。
特にボケの高比良くるまの漫才への“飽くなき分析”が凄い。
そのパワーが、妥協の無い“人を笑わせたい”というエネルギーになっている。天才肌っぽい芸人さんだ。
このドキュメンタリーを観ていて、改めて思う。
お笑いは技術であり、それを動かすのは、いや、人を動かすのは、“エネルギー”だ。
今を、未来をどうにかしたい、というエネルギー。
そして、それを認めて、理解し、時には“助ける”ケアだ。
理解者は必要。甘えてはダメだが、必要だ。
ちなみに、この二組は合同ライブをする仲。
そこで、
こんなことを言っていたら、現実になった。
去年(2023年)の決勝戦を俺も観ていたが、
令和ロマン、面白かった。高比良ってもっといい加減な奴だと思っていたら、こんな努力と分析の人だとは思ってなかった。
意外と思考力が高い人間だ。
ヤーレンズもあんなに苦労しているとは。
変更と対応の芸人人生。
観ていて、何故か俺の胸も熱くなったな。
俺も、今の“状況”では、誰も“ケア”してくれないが、分析は出来る。
エネルギーはまだある。