鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

4/29 同情と私怨と反省

我ながら恥ずかしいのだが、自身への戒めと自省から、この事を書いておきたい。


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例の『ガーシーch』である。

ここ数日、俺はこの人の画像にはまっていて、連日視聴。(…チャンネル登録しちゃおうかな?)と思っていた。


正直、話の真偽は怪しい。

だが、芸能人の意外な裏顔や情報が聴けて、俺は楽しんでしまった。


何より、俺はこの人に少し同情してしまっていた。

詐欺をバラされ、「築いてきたものを全て失った」というような話を聴いて、俺は自身の病気(脳腫瘍)の頃の事を思い出した。


「あれほど、いろいろ(アテンド?)したのに、オレに電話の一つも無い!💢」とガーシーさんは怒っていたが、俺も病気を患った直後、明らかに態度を変えた友人や知り合いがいなくもなかった。


一番印象に残っているのは、とある友人のメールである。


俺が病院で脳腫瘍の宣告をされた後、用事もあり、その友人にメールで連絡した。

彼は返信のメールで、俺の病状を気遣い、励ましてくれた。

そして、メールの最後に『…幸運を祈る。俺に出来るのはそれだけだ』と書いていた。

俺は彼なりに俺を“励ましている”と思い、好感さえ感じた。


だが、その後、手術の日まで数回やり取りをしたか、彼はメールの最後に必ず『…幸運を祈る~』とい文を付けてきた。まるでテンプレートかのように付けていた。


これでいくら馬鹿な俺でも察する。


つまり、この友人は俺が自身(友人)に何か、実質的な行動(治療費援助や直接見舞い)などを要求すると思っていたようだ。


それでそれを避けるために、『…幸運を祈る。俺に~』と度々送ってきたのだ。


俺は半分笑った。

俺にそんな“下心”は無い。確かに脳腫瘍の治療や手術には評価がかかった。大変だった。

だが、それを友人にお願いするほどではなく、何とかなった。それを“違う予期”をして、あらかじめ俺と距離を取ろうとする彼の態度はどこか笑えてしまった。


そして、“もう半分”は悲しかった。

学生時代を過ごした友人が、今はそんな態度を俺に見せる…。

所詮はそれが俺の“評価”に他ならなかったからだ。脳腫瘍を患った俺はそんな風に思われていたのだ。

 自業自得だが、俺は悲しかった。

 別にガーシーされのように、誰かの“世話”などしていない。感謝されない事や、俺の人望の無さやそういう“薄い”付き合いに甘んじていた俺に責任がある。

 

そして、同時に淋しかった💧

その友人に罪は無い。ただただ脳腫瘍になった同級生を心配し、自分にいらん火の粉がかるのを避けたいだけた。“優しい”とも言えた。


だが、当時の俺はショックだった。

(…そんな事、頼むわけねぇだろ?💦)(…俺のフ事、そういう風に見ていたのか💦)(「何故、そんな態度になる?💦」)と、俺は悲しかった。


また、俺が以前、市内の出版社を解雇された時、社内の親しい友人や上司などの態度は悲しいほど冷たかった💧

俺は本当に悲しかった…。(そりゃねえだろ?)と当時は思っていた。

俺の為に泣いてくれた方もいた。もっと冷たい態度だった人間もいた。

だが、俺と関わった人たちからは、もう少し言葉もかけてもらいたかった💧

 

「…お疲れ様」の一言でまるで他人事のようだった。

俺は“見捨てられた”気持ちで一杯だった。


さらに、俺が脳腫瘍の手術直前(1回目)、勤めていた某社会保障機構から『準職員不採用』の通知がきた。

覚悟はしていたし、採用“試験”であり、そうなるのは当たり前だが、これから生死を分ける手術前に、何故、こんな通知を?

俺は一人でベッドで絶望⚡した。

(…あの機構はこんな態度を取るのか?💢)(…俺の事などクソ以下か?💢)

俺は解雇された直後にここに“アシスタント職”として入っていた。体の良いアルバイトである。いつでもクビなど切るし、採用しなくても罪では無い。

だが、このタイミング(手術前)にこうした通告を送るか?

俺はまた見捨てられた気持ちになり、どす黒い怨念を貯めた。(実のところ、この後の機構の態度に俺はカチン💢と来たのだが…)


今から考えたら、友人の態度も、会社解雇も、不採用通知も己の責任であり、他人を恨むのは筋違いだった。

それに今では気持ちは回復し、切り替えて生きている…つもりだ。


人は他人からの接し方が変わると、傷付いたりする。

普段は他人など屁とも思ってないくせに、俺は態度を変えた友人などに対してやはりショックを受けていた。

俺は、自分勝手な馬鹿だ💦


これがガーシーさんとカブってしまったのだ。(同じケースじゃないけど?)

軽い同情の念を禁じ得なかった。


しかし、今回、ガーシーさんが“標的”にした俳優などから多額の借金💴をしていると記事を読み、俺は一気にこの人を疑りたくなった。


つまり『…態度を変えた友らへの怒り💢ではなく、金銭のトラブル上での私怨』ではないのか。


それを「あれほど女の子を紹介したのに…、アイツら、俺を“無視”しやがって!💢  ならは、俺もお前らの事をバラす!」とまるで友人らに問題があるように恨みを晴らしているだけでは?


よく考えてみたら、この『◯◯から高額借金して、持ち逃げ』も正確な情報かどうか怪しい。(確かのようだが?)


もう、どちらが悪いとか、白黒は俺が気にするべきでは無い気がする。

それに、俺は彼の話す芸能人の“裏話”が楽しかっただけの“野次馬”だ。

制裁や裁定を下す権利も無い。迷惑な傍観者だ。

それはひょっとしたら、友人や上司、機構の“お偉いさん”と変わらない。

(…おまえなんて、どうでも良いよ😝)という人間でしかない。それが俺だ。


反省した。

あやふやな情報で、自分と関連付けて同情するのは止めよう。

不確定な情報を個人的に楽しむのは良いが、信じたり、他に広めるのは止めよう。何の効果も無い。自分が馬鹿らしいだけだ。


反省します💦