昨日の事だ。
実家に戻った。昼過ぎだった。
親父がテレビを見ていて、母親は洗濯をしていた。外は真夏のような熱さ。両親の体調が心配だが、狭心症と癌の親父はまだ大丈夫みたい。
まずはトイレ掃除。
親父がかなり汚してしまっているからだ。
その次は家中のフロアを掃除して、洗面所などをキレイにした。
気が付くと、親父が仏壇の前で昼寝。疲れているのか?
俺は汗をかいたのでシャワーを浴びた。
で、あがってリビングに行くと、母親がテレビの前で寝ていた。たぶん疲れているのだろう。
父と母の寝顔をみると、おそらく俺の正社員としての再々就職に安堵しているのだろう。派遣やバイトばかりしていた長男の俺を心のなかでは心配していたのだろうな、と思えた。
少し複雑な気持ちになった。
すると、寝ていた母親が起きて、寝惚けた声で風呂上がりの俺に、
「アンタ、新しい会社の人と揉めたらダメよ…」
と言ってきた。
ドキリとした。
そして思った。
もう少し頑張ってみるか。こんな両親を悲しませたり、心配させるのはもうやめよう。
で、アパートに戻ってきた。
今日(7/3)は快晴だが、午後から雨かもしれないらしい。“雨”はこれから…という事かな。
朝から、「少し頑張ろう」と思った。