鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

介護施設(プロフェッショナル)

久しぶりに、以前から日雇いで働いている“介護施設”に出勤した。

しかも、日勤(昼間)。

最近は月1,2ペースになってきた。

 

ここの日勤は数ヶ月ぶり。

しかも担当したのが、女性棟だった。

 

どうもこれまでの男性棟だったが、今日(昨日)は利用者の容体が思わしくないので、日雇いは遠慮されたらしい。

仕方ない。

 

朝、事務室に顔を出すと、大久保くん(仮名)か

いた。

「鈴木さん、お久しぶりですね」と声をかけられた。

以前同じ日雇いで、ここにバイト採用された仲間。よく情報交換をしている。

久しぶりに大久保君と働くのかな?、と思いきや、新しい女性の職員の方と働く事になった。

 

新人らしいのだが、介護士の資格を持ち、かなりの慣れていた。

この女性が凄かった。

かなり仕事(介護)が出来る方だった。

というか、利用者や周りを“乗せる”(促す)の抜群に上手い。

 

例えば、非常に水分を摂取するのを拒む利用者の方がいた。 

俺などは、あまりに拒まれるので諦めてしまっていたが、この方はその利用者を誉めながら、上手に飲ませるのだ。

「◯◯ちゃん、偉いねー」「凄いね、もうここまで飲めたね(笑)」「頑張ったねー」

などと誉めまくって、飲ませてしまうのだ。

飲ませないと、利用者は脱水状態に陥るので非常に危険だ。

しかも、もう自力で吸引できない。スプーンで少しずつ飲ませるしかないのだが、これをしっかり飲ませるんだ。

 

凄い。本当に思った。

 

俺も病気(脳腫瘍)の時に、リハビリの介護の方に乗せられた。

 

また、親父の介護で、あまりに漏らすので水分🚰を与えたがらなかったが、それはかなり危険らしい。 

それを上手く飲ませるしかない。

 

この女性の介護士は利用者にも、俺にも褒め言葉を投げ掛け、その気にさせるのが上手い。

そうしてコントロールするのだ。

俺も掃除や食事作りで、失敗してもそこを上手くフォローして、こちらを誉める。

少し変な気持ちにとなるが、悪気持ちはしない。

 

利用者も職場の仲間も上手く、この方法で“乗せて”くる。

それで、仕事が上手く“回る”のたがら、かなり仕事を分かっている。

(…プロフェッショナルだなあ)と感じた。 

こういう人こそ、介護や福祉の仕事をすべきだと思った。

 

4月にかり、“例の”本田さん(仮名)が異動するはずだが、まだここに在籍しているらしい。

どうして?

何かあったか?

 

そして、どうしてもこの女性と本田さんを比べるとなあ。本田さんは“ビジネス”が強いからなあ。