鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

介護施設 前編(移籍)

今日は久しぶりに介護施設での日雇いだ。

今の仕事を初めてから初めての出勤だ。

 

実は、午前中の仕事が始まる直前、この介護施設の会社から“スカウトメール”がきた。『ウチで働きませんか?』という内容。

俺は「昼間の仕事が決まった」と何人かの職員さん(本田2など)に話していた。

なので、ここで働く余裕はないし、その気持ちも無い。

こうして月に数回、応募するのがちょうど良い。

他の仕事(お気に入りの日雇い)があれば、そちらを優先する。

 

なので無視した。

何かの手違いだろう。

 

で、出勤。

事務室に入ると、いきなり『雇用契約書』への記入を求められる。

『短期勤務契約における約定』という、普段は日雇いのサイトから送られて来るPDF文書をプリントアウトしたもの。

(…勤務体系、変わった?)と思った。

今日の日雇い派遣は俺を含め三人。皆、少し戸惑いながら契約書を書いていた。

 

と思っていたら、顔見知りの幹部社員さんがきて、今日の配置を割り振られた。

 

俺はいつもの2階(男性フロア)

担当職員としてきたのは、去年よくここで一緒になった日雇いの若者。

なんと、ここで直接雇われ、バイト契約されたらしい。

以前は、「スカウトされているが、どうかな~」と言っていたが、ついに直接雇用されたらしい。

良かったのかな?

本人は気楽そうにいろいろ話してくれた。

 

この若い男性バイトは“大久保”(仮名)君と名付ける。

なかなか話せる奴だった。

 

その話がなかなか面白かったので、今回は前後編の二部構成で分けることにする。

 

驚いたのは、俺が今まで“職員(社員)”と思っていた多くの人がパート(アルバイト)だということを大久保君から聴いたことだ。

 

俺がいろいろ教えてもらった職員のほとんどが、いわゆる“非正規”だった。

とてもバイト(パート)の労働量とは思えないが、そういう事らしい。

介護施設はどこもこんな風に、人件費を抑えて運営されているらしい。

 

大久保君も、必要な人材としてスカウトされたのだろう。

 

俺もスカウトメールが来たことを述べて、「無視している」と答えたら笑っていた。

大変そうだが、勤務日程はそれなりに緩やからしい。

 

そして、俺のよく知る職員さんである“本田2”(仮名)の話を聞いた。

近々、“移籍”するらしい。

近隣の施設の開所に合わせて移籍するようだ。

 

他の職員と軋轢のある本田2さんなので、“そういう”兼ね合いもあるのかも?、も俺は思った。

 

そして、そんな本田2さんは移籍に際し、『自身の待遇を上げて欲しい』と言っているらしい。

介護資格もあることから、“社員”、それも“管理者”クラスとして配属されたがっているらしい。それを介護会社の幹部にねだっているらしい。

 

大久保君の話に笑ってしまった🤭

 

あの人らしい。

作業を“自分のペース”にしたがり、他人から指図されるのを嫌い、他の職員と軋轢を起こす本田2は、少しでも“上の立場”になりたがりたいらしい(笑)

 

たぶんだが、あの人(本田2)は他人から干渉されない“自分だけのグループ”を作りたいのだろう。

よくいるタイプの人間…。

“小さなコミュニティーで威張りたがるタイプ”なのだろう。

本田“1”(元いた求人誌のクソ上司)と同じだ。

 

こうした人間ほ変わらない。そして、変わる事が出来ない。『人の元値は変わらない』である。

 

本田2は、人は良いが、どこかいい加減(良い意味で…)で、自分が1番の人間性がある。

そして、他人を常に『上か、下か』でしか見れないのだろう。

ここの職員と仲良くするのは無理だ。協調性を欠いている(…俺も?)

自分の“グループ”を持たせた方が働くだろう。

それを会社側もわかっての、異動か?

こういう奴は、しっかり管理できる場所に置いといた方が良い。

 

だから、この本田2の異動(移籍)妙案だと思うが、“その要求”(管理者にしろ)はどうかな?

 

おそらく本田2からしたら『新しい施設にいくなら、“自分の勝手”にさせてくれ。それを会社側が保証してくれ』というだろう。

恥ずかしげもなく、こんな子供のような要求をするのが、あの人らしい(笑)

 

それが通るのか?

この介護会社も人不足だが、そこまで勝手は許さないだろう。

 

“どこかの腰抜け爺”と一緒(笑)

 

大久保君も、本田2にはいろいろ思うところがあるらしく、苦笑していた。

 

そして、これを書きながら思った。

あの“スカウトメール”は、幹部社員からだったが、送ってきたのは、本田2ではないか?

本田2は、俺を新しい施設に“引き抜こう”としたのでは?

これは俺の勝手な予想だ。

それは本田2が俺を『コイツ(俺)は自分の言うことを聞くな…』と思ったのでは?

本田2は“1”(求人誌のクソ部長)のように、“パワハラ臭”がする。

物事は柔らか、気さくで、仕事も出来る。 

だが、どうも俺達派遣(日雇い)に、“丸投げ”している雰囲気が濃厚だ。

 

この男の“元値”はそこだろう。

異動先の施設で、自分の“言いなりになる”(であろう)職員(バイト)を集め、やはり“自分だけのグループ”を作りたいのだろう。

 

誰が、そんなもんに乗るか?😜

この話(スカウトメール)はやはり無視しよう。

というか、本田2が直接スカウトしてこない限り、無視。

ま、そんな度胸があの本田2にあるはずないだろうか(笑)

 

 

そして…。

【続く】