宅配ピザ屋🍕の他によく入ったのが、宅配寿司屋🍣だった。
全国展開している有名宅配寿司屋なので、あえてチェーン店名は書かない(笑)
読んでりゃ、分かると思う。
これも浜松近郊の店舗全て派遣されただろうなあ。
以前、この店の店長と口論になった話や、「どうする?」とからかってくる店長の話を書いたが、それとは別の店の話。
その日は大忙しだった。
夏祭りがあり、店には注文が殺到。とんでもない忙しさだった。
その日、本社から調理専門社員(?)が応援にきていた。
いかにも“料理人”というような人物だった。年配で、いかにも板前といった感じ。
こうした“技術者”は非常に扱い辛く、性格が悪い。
…どこにでもいるな、こうしたバカは(笑)
その調理社員も、かなり偉そうだった。
とにかく若い店長を怒鳴りつけるのだ。
「早く用意しろ!💢」
「仕込み、しっかりしとけや💢」
「バカ野郎!💢」
「何してやがるんだ💢」
俺も端から聞いていて、「そこまでいじめんなよ」と言いたくなる言い方だった。
だが、単なる臨時雇いの日雇い派遣である俺は、そんな事を言う事は出来なかった。
ちなみに、こうした“技術者”系のバカは本当によくいて、別のスーパーにもいて、若い社員をいじめていた。
下らん人間らだ。
で、その寿司屋の若い社員は、そのバカに怒鳴られ続け、限界が来て、その場に座り込んで泣き出した。
それを介抱したのは、俺たち日雇い派遣だけだった。
例の“調理社員”は「あのバカ(店長)、何やってんだ💢」と飽きれ、他の寿司屋のバイトは「私達は頑張ろう!」と何故か一致団結していた。
…その雰囲気から、この現場(店)でのこの若い店長の“扱われ方”が分かった。
そして、同情した💧
少し前の俺(ブラック企業)もそうだった。
上(調理社員)からは圧迫され、下(バイト)には小馬鹿にされ、どこにも行き場が見当たらず、“踞って”しまう奴…。
俺はよくキレて💢いたが、この若い店長は泣くしかなかったのだろう。
その気持ちは分かってしまった。
(…嫌なら、こんな店、辞めたらいいのに)
(…あんなバカ“調理社員”、怒鳴りつけたら良いのに)
(…バイト何てクビにしたら良いだけ)
だが、そう思っても、できない店長の気持ちが分かってしまった💦
こうして、若い奴ら(労働力)は“消費”され、“消耗”されていく。
その理不尽しか感じなかった。
そして、怒り💢が沸いた。
そして、そこから“逃げて”きた俺の今(その時は…)、心から良かったと思っていた。
だが、このような“理不尽”がすぐに俺に降りかかってくるのだが…。