鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

2023 9/18 ②『レストラン厨房(皿洗い)』 報酬と奴隷

連休最終日。

前の記事で書いていたように、俺は日雇いの仕事にありつけていた。

 

仕事は“お馴染み(?)”の『有名レストラン』での皿洗いである。

先週、リクエスを断ったので、期待していなかったが、応募報告が出ていたので、今度は即時に答えた。

  

なので、昼前に出勤。

リクエスト“拒否”の事を言われたりするかな?、と覚悟していたが、無かった。  

もし言われたら、逆キレ💢してしまったかも?(バカだな)

 

仕事は久しぶりの『皿洗い&補充』

前回はまさかの『ホール作業』で四苦八苦した。俺にはやはりこういう黙々とこなす仕事があっている。口調もおかしいしね。

 

で、皿洗いが始まったのだが、30分もして猛烈に洗い物(食器、コップ、フォーク類)がくる。洗い場が、皿などで殺到する。

相変わらずすげー人気だ。

“ハンバーグ師匠”のせいか?

 

前回からそうだが、この店は県内屈指の有名レストラン。今日も開店前から行列ができていたのを俺は見ている。

しかも、今日は連休の最終日だ。

たぶん表はすごい人だろうな。

 

俺はひたすら皿洗いを洗い、食洗機に流す。これを繰返した。 俺みたいなバカはこんな単純作業がお似合いか?

 

だが、間に合わない💦

洗い物(食べ終わった皿など)を入れたカゴがどんどん溜まってくる。

ホールから、「コップ🥤、くださーい」と言われ出した💦

 

俺は焦った。

 

猛然とハンバーグの鉄板を洗いまくるが、追い付かない💦

一応、補充(皿などを元の位置に戻す)のも仕事こ範囲なのだが、全く手がつけられない。

皿洗いで手一杯だ。

 

俺の頭の中で、“前の工場”での出来事が蘇る…。

 

散々と「遅い!💢」と怒られた。

俺の性格上、カチン💢とくるタイプなのだが、本当にそうだから怒れなかった💧  

これが一番のフラストレーション💢だった。

 

…ここでもそうなのか? 

俺は仕事が出来ないらしい。実感したよ…。 悔しいが。

 

しかしだ💢

今まで、日雇いやバイト、派遣現場で「丁寧過ぎるよ」と指摘されたりはした。

だが、手作業の速度を注意された事はなかった。

もう脳腫瘍(2回目)の手術から10年以上が経つ。

日常動作に問題は感じない。 

 

俺の身体はまだ“戻ってない”のだろうか?

不安になって来ていた。

特に“前の工場”を辞めてから…。

 

その後5時間、ひたすらに皿洗いをしていた。

鉄板を磨き、皿を並べ、フォークを洗った。

 

終業時間になり、若い男性社員が「鈴木さーん、終わりですよー」と知らせてくれた。

一心不乱に洗っていたようだ。気が付いたら、後ろに夕方からの日雇い派遣が来ていた。

 

ものすごく中途半端な状態だ。

残業か?、と思った。

俺はその若い男性社員に「途中で、ですが、い、いいですか?」と尋ねたら、「大丈夫ですよ。…助かりました(笑)」などと優しく答えた。

 

本当かよ?

鉄板とフォークが残りまくりだよ?

 

だが、他の店員からも「鈴木さん、ありがとうございました」とか「来ていただき、助かりましたっ☺️」などと言われた。

 

そう言われて嫌な気分にはならない。

かなり恐縮し、「…す、すいませんでした、た」としか言えなかった。

 

そして、2回しか来てないのに、何故俺の名前を把握している?

何かしたか?

目立ったかな?

このおかしいな口調だからか?

『すぐにドもる“変なオジサン”』として、認識さらたか?

別に気にしない。前の工場みたく小馬鹿にしれなかったら構わないよ。

 

自分で書くのも恥ずかしいが、俺はそんなに優秀な日雇いではない。

むしろ、“戦力になるない”と思われても仕方ない働きしかしてない💦

“形式上”だろうが、感謝されるポイントがない。

それなのに「助かりました」は怪しい。

 

…“ホワイト”過ぎて、逆に“ブラック”隠しと疑って視たくなる。(たぶん違うな)

 

さらに、これで俺の時給は約1000円ほど。報酬は十分。

日雇い(派遣会社)が入っているから、このレストランからは、そこそこの人件費が払われているはずた。

それなのに、この結果😱

 

どこが『助かりました』なのか?

むしろ『…アンタは今回だけで結構だよ💢』と言われても仕方ないと、思う。仕事は常に結果だ、とどこかの誰かが言ってたな(お前だよ💢)

 

…これだ。

これなんだよ☀️

 

“前の工場”で、俺が怒られても、“あのデブ”や“チビ助”や“部長”どもに言い返せなかった理由は、その報酬💴の高さだ。  

 

『お前、それだけもらってんのに、そんな働きしかできないのか?』

そうした“感覚”を常に周りから感じていた。

それが、“いつもの俺のペース”を崩してしまった、と思う。

いつもの“派遣現場”なら、あんな舐めた事言われたら、「うるせぇな💢」とか「なら、お前がやれ💢」などと言っているはずだ。

クビになっても平気。逆に清々する。 

 

そうした気持ちを、あの報酬の高さが“消して”しまっていた。(親父の癌もあるが…)

 

もっと怒鳴れば良かった。

やり返せば良かった。

あのデブの指の一本でもへし折れば良かったな(それはダメ)

 

金💴が、欲しかった…。

 

普段、このブログで『金💴(給料)の奴隷になるな…』などと偉そうに書いているが、俺はまさにそれだったな。

あの給料💴が、俺を“縛って”いた、と今さら分かる。

 

だから、あの工場を辞めて良かったと心から思う。

留意され、もし別の部署に変わったとしても、それは、また“金の奴隷”だ。

今度こそ、組織(会社=工場)に逆らえなくなる。

金💴で縛りつけられ、“あのデブ”や“チビ”、部長の言いなりだろう。

もうたくさんだ。

そういうのは、求人誌や某年給事務所で十分なんだ。

 

もう“奴隷”にはなりたくない。

俺が勝手に追い込まれていただけなのかもしれないが、心からそうと思いながら、浜松駅構内でコーピングを飲んでいる。


f:id:ojpkb:20230918172951j:image

 

だが、“アイツら”は許さん💢

それは別の話だよ💢

 

さて、ここからどこに行こうか?