鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

介護施設(真実と軋轢)

 

今夜も介護施設での日雇い夜勤だった。

今夜はいつもの清掃+朝食作り☕🍞🌄が加わる“ロングコース”だ。


しきも、明日(11/17)の午前中には“とある会社”の面接(場外乱闘)があり、その後は夕方からまた日雇い、という過密日程になってしまった💦


またヘロヘロ😵🌀かな?

“とある会社”の面接をキャンセルしても良いのだが、頭に来て💢いるので、無理にでも乗り込む。


さらに、今夜(11/16夜)から静岡県は大雨☂️予想。

…それも不安だ。

雨具など万全の用意をして自宅を出た🛵

 


施設に着くと、早速フロアの清掃。

今夜の夜勤担当職員は、昨夜とは違う方。

 

…以前、『適当にやって😃』と俺に言ってた方でもうすぐ“正規採用”される予定の方だった。

(…嫌だな😑)と思ってしまった。(この時は)

 

昨日、顔見知りの職員さんから渡されて見た“指示書(マニュアル)”があるので、その通りに進める。


二時間が過ぎ、1フロア(2階)を掃除し終えて違うフロア(1階)を掃除していると、“清掃専門”の日雇いが来た。女の子だった。

その子に別棟(1、2階)を任せる事に。

 

午後11時にこちらの棟は清掃終了。

“掃除担当”の女の子の手伝いに、隣の棟に移動した。

すると例の“適当職員”が、「“こちら”は終わっているからいいよ♪」とまた言っていた。

 

少し(…この人、これで良いの?)と思ってしまった。

朝には、この人の指示の元、朝食☕🍞🌄を作ったりしないといけない。

何か、不安になる人だ。

 

で、時間があったので、少し話をした。

 

…イメージが変わった。

結構、真面目に仕事を考えている人だった。

「掃除は適当に」とかいうが、その分、自らがやっているようだ。サボっていたり、適当なわけではなかった。

「見守るだけじゃ、ダメだらね。いろいろ自分でやるのさ♪」と語っていた。

この業界に前からいる人で知識と経験がそこそこある方だった。

 

朝食☕🍞作りを観ていてもそうだった。

“流して”やっているようで、きちんと“抑えて”いる。

食堂に来ない利用者は細かく回って起こしている。その動きに“ロス”がない。

なかなか“分かっている人”みたいだ。

さらに利用者が残そうとしたら、優しく話して、時には怒り、食べさせている。

 

正直、かなり見直した。

この人、“出きる”人では?

“マニュアル”や“正しいやり方”には沿わないが、仕事の要領は得ている。

介護業界やこの施設、会社の内情にも精通していた。

 

ただ、それは“指示”や“マニュアル”通りではない。

思えば、俺も前の病院清掃や工場🏭️でマニュアルを無視して、社員に「勝手な事をするな💢」と怒られたな。

あれと同じか?

 

…そして、少し分かってきた。

この介護会社には2通りの人間がいる。

『マニュアル、指示にきっちり従う』“真面目”派。

「適当」と言いつつ、自らのやり方を通す“独自”派。

 

マニュアルをきっちりと守る人たち(真面目派)からすると、独自のやり方をする(独自派)は疎ましい奴らだろう。

だから、よく“独自派”を「サボっている」「おかしい」と非難していたが、彼らからすると、『この方法で十分』と「他にやるべきことに時間をかける」という事だ。

 

これは相容れないだろうな。

どちらか良いのだろう。

俺からすると、“マニュアル”重視は当たり前。その上で“独自性”を加えて対応するのが正しいと思うのだが、“マニュアル重視”の真面目派は、何かにつけて、決まったやり方にこだわる。

それって、仕事現場の需要供給に叶ってはいない。

 

「適当」に見えながら、ポイントを抑えた働き方もありだ。

 

実のところ、俺もマニュアル通りに進めるのが一番とは思うが、この方(適当)と話すと、顔見知りの職員が“ガチガチに固い人物”に思えてきた。

 

でもな、やはり“適当”に見えて不安。

マニュアル通りは、少しおざなりになりそうで賛同できない。

 

過去や他の現場でも、こんな軋轢がどこでもある。

前のレストラン厨房で怒られたのも、そうだ。

でも、ある指示は必要。

まず、マニュアル(指示)は俺みたいな日雇い労働者にはありがたい。それが作業の基準になるからだ。いちいち現場の職員に尋ねるのは、苛立たせる原因になりかねない。(それでよく揉めたなあ)

 

そして、「適当で…」と言われ、緊張を強いられないのも、日雇いにはありがたい。

失敗できない仕事(作業)を、俺たち日雇いが“何も指示されず”にやるのは不安。

 

これは労働現場の永遠の課題かもしれない。

 

また複雑な気持ちになった