今日は(というか昨夜…)、何度か行っている『介護施設での夜勤』の日雇いだった。
先日、ここの日雇い応募が数日分、まとめてサイトに出ていた。(“また”誰か“消えた”か?)
先週、2連でここの夜勤を入れたらヘロヘロ😵🌀に疲れたので、今回は2連を避け、1日毎に週2、3のペースで予約。
日雇い派遣の強みは自ら“就労ペース”を決められる“可能性”があることだ。
都合よく仕事が出てくるとは限らないので、“必ず”とら言えないが…。
いつもの通り、施設内の掃除~朝まで見守り⇒朝食補助…かと思っていた。
いつもの事務所に向かうと、見慣れないスーツの男性👨がいた。
何やらトラブルがあったらしく、いきなり「明日の9時まで延長できる?」と尋ねられた。
終業予定時間は午前7時までなのだが、2時間の延長勤務を依頼された。
正直、迷った。
というのも、明日(11/2)、『ネットワーク整備』の面接があるからだ。
それが14時から。
朝9時まで働いたら、帰宅して仮眠すると危なくない。寝ちゃう?
午前7時で帰るべきか?
…だが、了承した。
“残業報酬”💴に釣られてしまった。
急いで帰宅して、休んだらいけるだろ?
次の日(金曜日)、休み(オフ)だし…。金曜日は思っきり寝よう。
仕事は掃除ではなく、何と見守りに変わった。
何度か書いているが、ここは二棟あり、一つは介助の必要な人がいる棟だ。
俺はその逆、比較的楽な棟を任されるらしい。
スーツの男性(主任)は「楽勝ですよ(笑)」とか「無理せずやってくれます(笑)」というのだが、見守り専門は初めて。確かに“こちらの棟”は“難しい人”が少ないようだが、一人は不安。
というか、日雇い一人で大丈夫か?
掃除はいいの?
その男性と、その場で少し世間話を話した。ついでににこの前から思っている疑問と、今回の事を考えた。
法令上は、ギリギリOKらしい。
掃除は、俺の代わりに短時間で掃除専門の日雇いが来るらしい。
そして、今とにかく人がいないらしい。
やはり、急に職員さんが休まれ、その人員補てんの為、数日分の日雇いを依頼したようだ。
あの“まとまった募”はやはり“消えた”のだった。
「シフトの組み換えが大変でねー💦」と男性が言った。
どうもこの人が日雇い“発注”の権限を持っているらしい。これは無下には出来ない。延長の話を承諾して良かったのかもしれない。
その職員さんが急に休み、“通し夜勤”できる人がいくなり、派遣を頼み、さらに掃除役で来た俺に“通し”を頼んだらしい。
「一人休むともうダメ 😵」、「誰も来ないから…」、「今、人がいないんですよー」と嘆く。
人がいないにも関わらず、施設は増えているらしい。人員がギリギリなのだろう。
無理もない。
介護事業は忍耐力、特にこうしたここのように24時間見守りをしていたら継続的にスタッフは必要になる。
常に人出は不足しているのだろう。
かつて俺のいたブラック企業(販売)を思い出すよ、店の数より社員の数が少ないという、惨状で、ボロボロに働かされていたな。
“見守り”役は基本、事務所で防犯カメラを眺めているのみなので、掃除は確かに楽は楽。
掃除役は、時間以内にそれぞれのフロア内をキレイにしないといけないので、少々大変だった。
今回は、体力的には疲れないかな?
だが、俺は見守りの“やり方”や事務作業が未経験。右も左もわからないので、とにかく最初は以前見た、職員さんの真似をしてみた。
そのうち、別棟から本日出勤中の職員さんが「あー、代わりの人?」と喜びながら来て、うろたえる俺に細かな指示をして、さらに早くも朝食の準備をしてくれた。
食材を揃えてくれた。後は解凍や湯煎するだけ。これは嬉しい“助け船”だ。ありがたい。
そして、指示はまさかの事務作業。介護の日報などをファイリングしたりする作業だった。
驚いた。
介護施設とはこんなに書類が多いのか?
作業日報から、利用者一人一人にケア計画と報告書があり、それを毎日付けているのだ。とんでもない量が溜まっている。
それに捺印して、ファイルなどに綴じていく。
掃除していたとき、職員さんが何かを必死に書いていのは、これか?
人一人介護するのって、こんなに書類がいるのか?
この量を毎日書いているのか?
俺が揃えただけで、利用者一人で60枚はある。
それを捺印したり、日付で揃え、ファイルに綴じる。
これが意外と大変だった💦
出勤中の職員さんが喜ぶのと少し分かった。
というか、まさかの事務作業だった。
某年金事務所を思い出す。もうこうした仕事はやることはないと思っていたのだが…。
そのうちに俺の代わりの掃除の日雇いが到着。
社員さんの指示で向こうの棟(大変な方)から掃除に取りかかって行った。
俺はひたすら事務作業(ファイル整理)。
その間に、部屋にいる利用者が、トイレ🚾やら水分補給🧃をしに出てくる。
それを全て報告書に書き込む。利用者の一挙手一投足を書くようだ。
利用者は“障害者”である。体調に不安のある方もいる。当然な事なのかもしれない。
そりゃ、こんな枚数になるな。
理由が分かった。
そして、介護事業の大変が少し分かった。
物(施設)と利用者(介護対象)は増える。
だが、肝心の人(介護従事者)は増えない。
これがこの業界の問題…というか、“労働需要”の問題だ。
俺のいたあの工場🏭️と人手不足で大変そうだった、…と2ヶ月で“逃げ出した”俺が言う権利はないか?
午前0時に、巡回をする。
それぞれの部屋を巡り、寝ているかを確かめる。
起きていたら、それも報告書に書く。とにかく何でも報告
その後、午前一時まで、ひたすらファイル整理とカメラでの見守りを続けた。
隣の棟にいる夜勤の職員さんが度々見にきて、午前1時に「休んで」と言われ、仮眠することにした。
2時間、午前3時まで仮眠が許されている。
掃除役の日雇いはまだこちらには来ていない。
まだ隣の棟を掃除中だ。よく「掃除の音がうるさい💢」というクレームが来るので、まさかそれではないだろうか。
そんなに仮眠しないつもりが、予定時間の午前3時を3時を10分以上オーバーしてしまった💦
すぐに巡回開始。
異常無し(…当たり前か?)
ファイル整理を続けるうちに、午前5時過ぎ。
🌄🍴朝食の準備だ。
昨夜、職員さんが用意してくれたので調理は簡単。暖めるだけ。ご飯🍚の用意もしてあるし、こちらは人数も少ない。
だが、こちらは二階建ての建物🏘️の“両方”の朝食を一階で、俺が作る。
これがなかなか大変。
作った朝飯を“手持ち”で運ばなければならない。
さらに、朝は薬💊の服用チェックとバイタル(血圧脈拍)のチェックがあり、俺は一階から二階を果てしなく往復。
これが大変だった。
間違って薬を飲みます忘れたり、バイタルの“計り”漏れがあったりしたら、相当怒られる。
すると、女性の利用者が俺を手伝ってくれる。
置かした話だが、障害者である彼女の方がいろいろ詳しく、俺がそれを聞くのだ。
朝食が一段落すると、俺は二階へ。また服用とバイタルのチェックだ。朝食をとったかも確認する。
そこでも利用者が俺に話しかけてくる。
ちなみにこの会話内容も報告書に記載する。
話をすると分かるのだが、彼ら(障害者)は、言葉こそ不自由で不明瞭だが、話している“話そうとしている内容”は極めて“普通”だ。何の変哲もない世間話だったりする。
彼らはすごく“まとも”だったりする。
思わず、この前にネットで見た歴史小説『まいまいつぶろ』や自分自身の事を考えてしまった。
俺も散々、この口調を小馬鹿にされてきた。だが、俺はまともに話しているつもりだし、馬鹿にされたくない。
ただ、声がおかしいだけだ。
そして、人生には理解者が必要だ。
朝食の喧騒が終わると、午前7時。
本来なら帰る時間。
さすがに眠い😪💤
しかも、今日は面接。大丈夫かな?
(ちなみに掃除役の日雇いは5時で終わり)
今度は利用者は就労へ出かけていく。
ここはグループホーム。生活補助なので、動ける利用者は普通に働きに出ている。それも報告書に書かなくてはならない。
そして、午前9時になった。
もう太陽☀️が高い。
今日は面接だ。
案の定、身体はヘロヘロ。
残業代を見込んで無理しすぎたか?