鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

介護施設(延長…)

今日は(というか昨夜…)、何度か行っている介護施設での夜勤』の日雇いだった。

 

先日、ここの日雇い応募が数日分、まとめてサイトに出ていた。(“また”誰か“消えた”か?)

先週、2連でここの夜勤を入れたらヘロヘロ😵🌀に疲れたので、今回は2連を避け、1日毎に週2、3のペースで予約。

日雇い派遣の強みは自ら“就労ペース”を決められる“可能性”があることだ。

都合よく仕事が出てくるとは限らないので、“必ず”とら言えないが…。

 

いつもの通り、施設内の掃除~朝まで見守り⇒朝食補助…かと思っていた。

 

いつもの事務所に向かうと、見慣れないスーツの男性👨がいた。

何やらトラブルがあったらしく、いきなり「明日の9時まで延長できる?」と尋ねられた。

終業予定時間は午前7時までなのだが、2時間の延長勤務を依頼された。

 

 正直、迷った。

というのも、明日(11/2)、『ネットワーク整備』の面接があるからだ。

それが14時から。

朝9時まで働いたら、帰宅して仮眠すると危なくない。寝ちゃう?

午前7時で帰るべきか?

 

…だが、了承した。

“残業報酬”💴に釣られてしまった。

急いで帰宅して、休んだらいけるだろ?

次の日(金曜日)、休み(オフ)だし…。金曜日は思っきり寝よう。

 

仕事は掃除ではなく、何と見守りに変わった。

何度か書いているが、ここは二棟あり、一つは介助の必要な人がいる棟だ。

俺はその逆、比較的楽な棟を任されるらしい。

スーツの男性(主任)は「楽勝ですよ(笑)」とか「無理せずやってくれます(笑)」というのだが、見守り専門は初めて。確かに“こちらの棟”は“難しい人”が少ないようだが、一人は不安。

 

というか、日雇い一人で大丈夫か?

掃除はいいの?

 

その男性と、その場で少し世間話を話した。ついでににこの前から思っている疑問と、今回の事を考えた。

法令上は、ギリギリOKらしい。

掃除は、俺の代わりに短時間で掃除専門の日雇いが来るらしい。

 

そして、今とにかく人がいないらしい。

やはり、急に職員さんが休まれ、その人員補てんの為、数日分の日雇いを依頼したようだ。

あの“まとまった募”はやはり“消えた”のだった。

「シフトの組み換えが大変でねー💦」と男性が言った。

どうもこの人が日雇い“発注”の権限を持っているらしい。これは無下には出来ない。延長の話を承諾して良かったのかもしれない。

 

その職員さんが急に休み、“通し夜勤”できる人がいくなり、派遣を頼み、さらに掃除役で来た俺に“通し”を頼んだらしい。

一人休むともうダメ 😵」、「誰も来ないから…」、「今、人がいないんですよー」と嘆く。

人がいないにも関わらず、施設は増えているらしい。人員がギリギリなのだろう。

無理もない。

介護事業は忍耐力、特にこうしたここのように24時間見守りをしていたら継続的にスタッフは必要になる。

常に人出は不足しているのだろう。

 

かつて俺のいたブラック企業(販売)を思い出すよ、店の数より社員の数が少ないという、惨状で、ボロボロに働かされていたな。

 

“見守り”役は基本、事務所で防犯カメラを眺めているのみなので、掃除は確かに楽は楽。

 掃除役は、時間以内にそれぞれのフロア内をキレイにしないといけないので、少々大変だった。

今回は、体力的には疲れないかな?

 

だが、俺は見守りの“やり方”や事務作業が未経験。右も左もわからないので、とにかく最初は以前見た、職員さんの真似をしてみた。

 

そのうち、別棟から本日出勤中の職員さんが「あー、代わりの人?」と喜びながら来て、うろたえる俺に細かな指示をして、さらに早くも朝食の準備をしてくれた。

食材を揃えてくれた。後は解凍や湯煎するだけ。これは嬉しい“助け船”だ。ありがたい。

 

そして、指示はまさかの事務作業。介護の日報などをファイリングしたりする作業だった。

驚いた。

介護施設とはこんなに書類が多いのか?

作業日報から、利用者一人一人にケア計画と報告書があり、それを毎日付けているのだ。とんでもない量が溜まっている。

それに捺印して、ファイルなどに綴じていく。

掃除していたとき、職員さんが何かを必死に書いていのは、これか?

人一人介護するのって、こんなに書類がいるのか?

この量を毎日書いているのか?

 

俺が揃えただけで、利用者一人で60枚はある。

それを捺印したり、日付で揃え、ファイルに綴じる。

これが意外と大変だった💦

出勤中の職員さんが喜ぶのと少し分かった。

 

というか、まさかの事務作業だった。

年金事務所を思い出す。もうこうした仕事はやることはないと思っていたのだが…。

 

そのうちに俺の代わりの掃除の日雇いが到着。

社員さんの指示で向こうの棟(大変な方)から掃除に取りかかって行った。

 

俺はひたすら事務作業(ファイル整理)。

 

その間に、部屋にいる利用者が、トイレ🚾やら水分補給🧃をしに出てくる。

それを全て報告書に書き込む。利用者の一挙手一投足を書くようだ。

利用者は“障害者”である。体調に不安のある方もいる。当然な事なのかもしれない。

そりゃ、こんな枚数になるな。

理由が分かった。

 

そして、介護事業の大変が少し分かった。

物(施設)と利用者(介護対象)は増える。

だが、肝心の人(介護従事者)は増えない。

これがこの業界の問題…というか、“労働需要”の問題だ。

俺のいたあの工場🏭️と人手不足で大変そうだった、…と2ヶ月で“逃げ出した”俺が言う権利はないか?

 

午前0時に、巡回をする。

それぞれの部屋を巡り、寝ているかを確かめる。

起きていたら、それも報告書に書く。とにかく何でも報告

 

その後、午前一時まで、ひたすらファイル整理とカメラでの見守りを続けた。

隣の棟にいる夜勤の職員さんが度々見にきて、午前1時に「休んで」と言われ、仮眠することにした。

2時間、午前3時まで仮眠が許されている。

 

掃除役の日雇いはまだこちらには来ていない。

まだ隣の棟を掃除中だ。よく「掃除の音がうるさい💢」というクレームが来るので、まさかそれではないだろうか。

 

 

 

そんなに仮眠しないつもりが、予定時間の午前3時を3時を10分以上オーバーしてしまった💦

 

すぐに巡回開始。

異常無し(…当たり前か?)

 

ファイル整理を続けるうちに、午前5時過ぎ。

🌄🍴朝食の準備だ。

昨夜、職員さんが用意してくれたので調理は簡単。暖めるだけ。ご飯🍚の用意もしてあるし、こちらは人数も少ない。

 

だが、こちらは二階建ての建物🏘️の“両方”の朝食を一階で、俺が作る。

これがなかなか大変。

作った朝飯を“手持ち”で運ばなければならない。

さらに、朝は薬💊の服用チェックとバイタル(血圧脈拍)のチェックがあり、俺は一階から二階を果てしなく往復。

 

これが大変だった。

間違って薬を飲みます忘れたり、バイタルの“計り”漏れがあったりしたら、相当怒られる。

 

すると、女性の利用者が俺を手伝ってくれる。

置かした話だが、障害者である彼女の方がいろいろ詳しく、俺がそれを聞くのだ。

 

朝食が一段落すると、俺は二階へ。また服用とバイタルのチェックだ。朝食をとったかも確認する。

そこでも利用者が俺に話しかけてくる。

ちなみにこの会話内容も報告書に記載する。

 

話をすると分かるのだが、彼ら(障害者)は、言葉こそ不自由で不明瞭だが、話している“話そうとしている内容”は極めて“普通”だ。何の変哲もない世間話だったりする。

彼らはすごく“まとも”だったりする。

 

思わず、この前にネットで見た歴史小説『まいまいつぶろ』自分自身の事を考えてしまった。

俺も散々、この口調を小馬鹿にされてきた。だが、俺はまともに話しているつもりだし、馬鹿にされたくない。

ただ、声がおかしいだけだ。

 

そして、人生には理解者が必要だ。

 

朝食の喧騒が終わると、午前7時。

本来なら帰る時間。

さすがに眠い😪💤

しかも、今日は面接。大丈夫かな?

(ちなみに掃除役の日雇いは5時で終わり)

 

今度は利用者は就労へ出かけていく。

ここはグループホーム。生活補助なので、動ける利用者は普通に働きに出ている。それも報告書に書かなくてはならない。

 

そして、午前9時になった。


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もう太陽☀️が高い。

今日は面接だ。

案の定、身体はヘロヘロ。

残業代を見込んで無理しすぎたか?