『織物工場』からの封筒の薄さに驚いた。
思わず『…うそ!? 薄っ!』と言ってしまった。
これは“ダメな時”の封筒にそっくりだ。
そして中身は…、
…不採用💧
封筒を開けて、自宅のリビングで腰から砕け落ちた。
不採用?
何で!?
面接、あんなに盛り上がっただろ?
翌週に担当者から電話が来たりもした。かなりの手応えを感じていたぞ?
働きたかった💧
社長を含めた面接では、もう“明日から来て”みたいな好感触だったのに…。
嘘だろっ、おいっ!
あれで、落とされるのかっ!
“あの面接”は何だ?
何故だ! どうして!
冷静になれなかった。これで8連敗だ。
いや、あの“とある会社”もあるから、これは実施9連敗だ。
そんな…。
どうするんだよ、親父の治療費💴?
今月の支払い💴
俺の将来は?
どうでも良いのか?
面接では、あんなに心配してくれたのに…。
ダメなのか、俺は…。
冷静になろうとシャワーを浴びた。
そして、風呂場で泣いた💧
涙が止まらなかった…。
情けなかった💦
悔しかった💦
辛かった💧
浜松には俺を雇う会社は無いのか?
俺の病気のせいか?
親父の介護か?
何で、何で、何で!!💧
もうどうするんだ。
かなりパニックになっていた。