鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

2024 4/15 バイアスと失望とグループ

俺の友人に、非常に人望が無い男がいる。


f:id:ojpkb:20240415201940j:image

俺が嫌いな“宮●”みたいな人間。

かなり性格が悪い。

自分に従わない人が嫌いで、自らが優位になれる人間関係しか作らない(作れない)人間。

 

なので、皆から“うっすら”と嫌われていた。

人望がなかった…。

 

本人は、何故嫌われているか、理解出来ず、たまに俺などに愚痴っていた。

「…何か、みんな俺を避けるんだよなー⤵️」

 

聞いていて悲しかった。

それは本人の言動によるのだが、本人は全く気付いていない。

己が至極“正常”だと思っているようだ。

“正常バイアス”というやつだ。

 

それが他人がら見たら、正常ではない。

だから、己以外が“異常”に思える。

だから、自分に“従わない他人”が頭にくる。

それで意に添わない他人を“排除”し出す。

 

ここまでは誰にでもある話。

良くないのこの後…。

 

従わない他人を排除するから、人望がない。

そして、“異常”な他人を許せない“正常バイアス”の人間は、次第に思い始める。

(…社会的には、俺が“異常”では?)

そう思うと、バイアスの反動で、自分に“失望”する。

失望するが、他人を排除してきたが、自分に人望が無いことを痛感する。

 

で、自分に従うだけ人間だけを“集めよう”とする。

小さな集団(グループ)を形成する

自分だけが遠慮され、忖度され、自分に従順な者のみの集団(グループ)を欲しがる。

 

 

●戸は、安生と一緒に分裂後のUインターを実施的に“牛耳って”いた。

 

誰にも文句を言わせず、しかも責任は高田(延彦)が取る。

プロレス誌の記事を“ゲラチェック”したりして、他人の意見を“排除”していた。

 

だが、Uインターが新日本プロレスとの対抗戦を決めた辺りから、


f:id:ojpkb:20240416210204j:image

団体に現れなくなったらしい。

自分の思い通りにいかなくなった“集団”を嫌ったのだろう。

 

今は、ジムを運営しているという。

相変わらず、思い通りになる人間としか関われず、人望が無い。

たぶん、そのまま“終わる”だろう。

基本、一人では何事も出来ない人間だから。

 

俺のその友人もそうだった。

他人が自分の意に従わないと怒ったりするのだが、それでもよく俺などに寄ってきた。

 

人間は一人では生きられない。

生きられないが、他人を自分に従わせたい。

 

この矛盾を抱えて、人は社会で生きている。