5月ももう半分か。
“塩買坂”に雨が降るのかな?
人生には“契機”というヤツがある。必ずある。
こんなに俺でも、そう思えるポイントが今まであった。
『あの娘と、あの時にもっと…』
『あの会社で怒り狂ったら…』
『アイツとあの時に…』
…などある。
『だが、情熱はある』で、
山ちゃんが売れる為に、ボケを捨てたり(クソ野郎なのに…)、
声の小さいしずちゃんを励ましたり(クソ野郎なのに…)、
若林が病気の先輩芸人のステージに涙したりして、売れない二人が、それぞれの契機で“足そう”としていく。
今から思えば、(…あの時)というのが、実は後々に“ポイント”になったりする。
それが“塩買坂”だ。
戦国時代、今川家(と北条家)の変換点となった出来事(だと俺は思っている)だ。
そんな契機が俺に近付いているようだ。
『探している』のではなく『出会う』のである。
坂を越えると…。