鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

2023 6/17 夏と野球とビールの話

以前、有名なスポーツライターの書いた短編小説を読んだ。

 

とある読者から、大学野球のスコア表が送られてきて、それを「いつの試合か調べ欲しい」と依頼される。

そのスコア表は送り主(読者)の父のものであるが、該当する大学野球の試合が無く、いつの、どこでの試合の模様を付けたスコアなのかさっぱり分からない、という事で有名スポーツライターに持ち込まれたのだ。

 

そして、その試合や背後の人間関係から、意外な事が判明し、少し心暖まるラストになるのだが、この話の最後、いきなり「そろそろビールが美味しい時期ですね?」とライターが言って、依頼者とビール🍺を酌み交わすような雰囲気で終わる。

 

俺はこの話が大好きだ。

 

話の時期は真夏🎇🍉で、甲子園では高校野球、夜はプロ野球のナイターが流れている頃だ。

(…何で急にビール?)と思うのかもしれないが、夏、野球、鮮やかな記憶、…となるとビールとなる雰囲気が、俺にもある。分かるかな?

 

この話を読んだのは高校生の頃でビールなど飲んではいなかったが、理解できた。

今もそれほど“ビール党🍺”ではないが(日本酒🍶派)、あのカラッとしたビール(特にドライ系)の味わいが恋しくなるし、夏の思い出すと、ビール🍺が出てきたりする。

 

そう思う俺は、まだ“夏”に囚われているのだろうか?