今、ニュースで『保育園で保育士が子供を虐待』というニュースを見た。
詳細を聞いた若いコメンテーターの女の子が泣いていた。
それくらい酷い虐待だった。俺も聞いていて、信じられなかった。
特に信じられなかったのは、虐待をしていた保育士の言葉で「力のある保育士に逆らえなかった」と言い、この保育園のある村の住人の中には『村唯一の保育園だから、これで綴じないで欲しい』という声があがっていたこと。
これた。
この“閉ざされた空間”(村、保育園)である事を利用し、さらに“需要“を独占できる空間を知り、そこで己の勝手に“横暴”をする人間…。
俺の嫌う“小さなグループでしか威張れない人間”の典型だ。
特に『村唯一の…』というのがポイント。
そこしかないから、“多少の横暴”も“仕方ない”と目こぼしされる。それで思い上がったのだろうな。
恥を知るべし。
前もこうして、“閉鎖空間”で他人を縛る奴がいたな。
人間は、自分の自由(勝手)にできる居場所が大好きだ。
そう書いている俺も、そんな空間が欲しい。
それを“作る”為に、自分を信用させ、他の人間と“切り離し”、まるで自らしか助ける人間がいないかのように偽装する。
全て嘘だが、その嘘を本当に思わせたから、保育士らは『逆らえなかった…』と言っているし、唯一の保育園だから「存続を」という声してしまう。
だが、これはこうして報道されるとかなり恥ずかしい。
その小さなグループでしか、威張れない人間は悲しい。
だから、俺は“小さなグループ”に入らないし、作りたくない。