鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

倉庫 積み付け作業【後半】(労働者と大雨)

以前アルバイトしていた同僚(レストラン工場🏭️)と顔を合わせ、“複雑な気持ち”になりながら、日雇い先の倉庫へ急いだ。🛵


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今日は夜から大雨の予想なので、曇り空が憂鬱に感じる。“今にも大雨が降りそう”なのが、何故か不安だ。

俺は曇り空が嫌いではないのだが、今日は不安感が増している。

 

出勤して、すぐに控室に通される。

「ここで待っていて」と言われた。

前(1ヶ月前)の『仕分け』と同じだ。

 

『積み付け』が分からないので不安だった。

荷物📦️が違うのか?

 

すぐに若い男性が俺を呼んだ。

若い。たぶん俺より20は若い。尋ねると入社して半年らしい。

「…こ、こんばんわ、よ、ろしく、く、お願いし、します、す」と挨拶した。

俺は低姿勢で対応する。

どんな現場でも、派遣先の従業員には逆らわない(基本)がポイントだ。

 

…なので、“前の工場”(正社員)の時は“低姿勢”に出すぎて、アイツらに小馬鹿にされ過ぎたかな?

これも、場合により使い分けた方が良いかもな。

 

その若者が『積み付け』作業を説明してくれた。

 

それはこの前の『仕分け』と変わらなかった。

聞いていて(…?)と思った。

 

だが、作業が始まって分かってきた。

 

まず、荷物📦️の大きさが違う。

トラック🚚で運ばれてくる荷物📦️は全て、俺の身長ほどある大物。

説明してくれた若者が「慎重に」とか「気を付けてください」と“クギ”を刺してくる。

品物は高級な家電や音楽機器(ヤ○ハ製品)。

そりゃ、クギも刺すよな。派遣のおじさんに高級品を落として壊されたりしたら、この若者の“マイナス”になる。

 

細かな荷物📦️もなくはない。だが、全て多めなのだ。

それを“仕分け”していく。

その“仕分け”地点が前と違う。

“違う”というか、別。

数字で区分けされているポイントが“被って”いるが、配達地点が限られている。『仕分け』より少ない。

だが、その分重い。

 

僅か一時間で着ていた長袖シャツが変色するほど汗をかいてしまった💦

 

『積み付け』が 『仕分け』と違うのは、ここからで、ここから“そのまま行き先別の”トラック🚚に“積込み”、発送するようだ。

つまり、“積み込み用に荷物📦️を付ける”から『積み付け』らしい。

『仕分け』はここから積むのは同じだが、さらに細かな配送地点(店舗)などに“分け”るのだ。

 

これはなかなか大変。

そして、この時間帯の派遣は俺一人。ユニフォーム姿の作業員らに交じり、“ネコ”(荷運び用の台車)を走らせた💦

 

そして、社員さんらがかなり優しい。

“積み付け”のポイントが分からない俺が迷っていると、必ず声をかけてくれる。

俺は迷いまくっていた…。何せ、初めての作業だ。『仕分け』のポイントと見誤ったりして、四苦八苦。

だが、誰も俺を怒らない。

普段なら、怒鳴られてもおかしくないのに…。

 

しかも、主任っぽい社員さんが、俺に比較的簡単で軽い荷物📦️を運ばせてくれる

軽かったり、少ない荷物📦️を回してくれるる。

 

さらに、一つのトラック🚚を終えると、社員さんが俺に「ありがとー」などと謝辞を口にする。

いやいや、足手まといだったのでは?

 

前も書いたが、“よく怒る現場の方”もどうかと思うが、“優しすぎる現場”も俺は苦手だ。疑ってしまうのだ。

 

気が付くと、雨音がしていた。

倉庫に付けられたトラックから外を見ると、大雨☔だ。予報通り、浜松は夜8時頃に大雨になってきた。

 

俺は、まるで甘い餌に群がる蟻のように、トラック🚚の中から荷物を出していく。

 

途中、主任さん(?)が、「これは君(俺)には厳しいかな(笑)」と大変な荷物📦️からは遠ざけて、やはり簡単(初心者向け)の積み付けに回してくれる。

情けないが、この温情に甘えてしまった。無理すると余計迷惑がかかりそうだし💦

 

さらに主任さんからは、「適度に休憩(飲み物🥤)取んなよ」と言われる。気を遣われている?

 

それでも大汗💦をかきながら奮戦。

積み付けポイントで、迷いまくる俺にやはり社員さんらは優しく教えてくれる。

 

そして、午後8時半。

急に積み付けが“止まる”

トラックが来なくなったのだ。

最初の若者に尋ねると、「今日の“積み付け”分は終わりましたね?」と言われ、配送の手伝いに回された。

ここでも社員さんが「ゆっくりやんなよ(笑)」と言いながら、ハンディでのバーコード読み込みをやった。

 

一時間半後、終業時間がきた。

荷物📦️は、すっかりトラックへ“積み込まれて”いる。これが『積み付け』作業なのだ。

 

周りを見たら、見覚えのある“深夜の社員&日雇い”がいる。

シフトが変わったらしい。

社員さんから「お疲れ様~」と終業を告げられ、作業終わり。

 

疲れたが、昨夜(11/5)が楽すぎたので、これこそ『日雇い仕事だ』と思わなくもなかった。

 

だが、みんな優しいな。

ありがたかったが、恥ずかしくもある。

そして、(何かあるのでは?)と疑いたくなる。

 

しかし、今の俺にはこれくらいが丁度良いのかな?

 

そして、大雨☔の中、帰宅する事に…。