学生時代からの友人に、“とも”(仮名)という男がいる。
とにかく酒🍶好き…というか宴会🍺🍶🗣️な奴で、とにかくしょっちゅう飲み会とかしていた。
だが、俺も独り暮らしの学生。
なので、そこまで金銭的な余裕は無い。そう度々、宴会には参加出来ない。
なので断ると、“とも”は怒り、不機嫌になる。
彼は、誘いを“断る”とカチン💢と来る性質らしかった。
露骨に怒り出し、後からぶつぶつと文句を並べる。
どうしようもない奴だが、友人であることは今と変わらない。
一度、何でか尋ねたことがあった。
何故、“酒の誘い”を断ると、そこまで怒るのか?
ともが言うには…、
「せっかく誘ってんのに、『金が無いから…』と断られたら、何も“言われへんやん”?💢」
「誘った俺が“悪い”んか?💢」
「俺もみんなと飲みたくて“どうにか”しているんやで?💢」
というような事を言っていた。
ともが言うことをまとめると、「『金💴が無い』と言われたら、“金が無いと言った方”(友人ら)が正しくて、俺が“間違って”いるようになる。それが嫌だ」ということらしい。
友人らに、“仕方ない”理由(金が無い)と主張されたら、どうにもならない。
その“どうにもならない状況”に、ともはカチン💢と来るらしい。
俺は、その時(学生時代)は内心で(コイツはアホか?)と思っていたが、社会に出るとその気持ちが少し分かりだした。
他人は自分以外の他人の“仕方ない”が嫌いだ。
『金がないから、それは出来ない』はどうしようもなく、“仕方ない”理由だ。
それを主張されると、された方はカチン💢と来る。
自分では、どうしようもないからだ。(本人に金があれば別だが…)
社会に出ると、『お金💴(資金)が無い』と諦めることが多い。
今現在、俺が面接で『親父の介護』を主張する俺は、まさにそうだ。
この“仕方ない”理由を、雇う側は嫌うのではないか?
もし俺を雇ったとして、何か仕事をまかせても、何かあると「介護で…」と“断られた”ら、どうしようも出来ない。
それでも無理やり働かせたりしたら、非難されるのは会社だ。
そんな奴を雇いたいか?
あの“とも”の“宴会へ勧誘”と同じだ。
“お願い”しても、“金が無い”(介護)と言われたら、もうどうしようもない。
だから、怒る💢
だから、雇わない💢
このブログでも書いたが、退職直後、近所の和風飲食レストランのバイトに応募し、面接を受けた。
履歴書不要のバイト。
受かると思えた。
俺の希望は、週に1、2日(土日)の短時間勤務。
これは採用される、と思った。
面接では好印象。週1日勤務でも相手(面接担当者)は「大丈夫ですよ♪」とにこやかに言っていた。
それで俺は、父親の“状況”も説明した。
それでも相手の面接官は『介護? 大変ですね。でも、大丈夫』と面接した社員は言っていた。
俺は安心した。
…が、不採用だった。
「親を介護中」と言われたら、皆、同情はする。
だが、組織(会社)として判断するのは、『この人はしっかりと働けるか?』という点しかない。
“介護”を理由に、急に休んだりするのでは?
そう思っても不思議では無い。
それを考えてみると、俺はかなり厳しい事を主張していたのだ。
だから、『…残念だけど』になる。
他の面接でもそうだった。
俺は後々休んだりする可能性があるので、予め、予防として、親父の介護状況を話す。
さらには、(…少しは同情されるかも?)みたいな卑怯な下心もあったのは確かだ。
話すも皆、「大変だね?」という。
就職フェアの専務(?)と同じ。
…そして内心では(…コイツは厳しいな)と思っていたのだろう。
だから、採用しない。
介護を理由に仕事を休まれたら、どうしようもできない。
…だから、もう“介護アピール”は止めよう。同情は遠慮の“裏返し”でしかない。
下心も抱かない。
同情は貰わない💦
自分の“過ち”に今気が付いたよ。
では、実際の親父の状態はどうなのか?
今日(11/2)も実家に向かうと、トイレが猛烈に臭い。
親父が“漏らした”ようだ💦
親父に「漏らすな!💢」と怒ると、本人は「漏らしてねぇ💢」と激怒。
どう考えても“やっちまって”いるのだが…。親父は認めない。
これが現状だ💧
これを、“言わなくても良”とするのか?💢
だが、これを言えば俺を雇う会社は無い。
同情され、嫌がられる💦
どうにもならないのでは?
もう精神的にギリギリか?(ギブアップ?)