鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

2024 3/18 独立不羈

寒い🌁⛄🌁

 

季節が“戻って”きたか?

帰宅してすぐに寝たかったが、買い物🛒に出かけた。

 

風🍃🍃が強い。



 

昨夜の日雇い仕事(介護施設)→🏭️と働いていて、俺はヘロヘロ😵

こんな日ならお酒🍶を飲みたいが、もう“六兵衛🏮”はない💧

“過ぎ去った過去”を見続けてはならない。

それに俺はそこまで常連ではない。

 

以前、室町期の地方領主(国衆)の事を調べた事があった。


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農耕生産力が向上し、大量に収穫を見込めるようになると、彼らの多くが中央幕府や所属勢力に求めたのは、険断権と不入権を求めた。

“険断権”とは管轄する領内の作付け面積や収穫量の決定をする権利。

つまり、領民への“支配”と田畑からの収穫を確保する権利。

“不入権”とは、それらを“誰にも侵害されない保証”であり、後ろ楯だ。

 

つまり、『任されている領地から収穫(年貢)を必ず入れるので、ここ(領地)は私(国衆)の“勝手”にさせてくれ…』というわけ。

『国衆(こちら)の“独立”を認めてくれよ』“自勢力”権威だけになった幕府を頼った。

 

この構図は現代と変わらない。

組織(勢力下)で望むのは、自身の“勝手”、そしてそれの“保証”だ。

自分の自由(勝手)を認めて欲しい。

自分だけが威張れる“コミュニティ”(領地)が欲しいのだ。

 

誰にも侵害されない、自身だけの“居場所”。

 

それが誰も欲しい。

俺も欲しい(笑)

だが、そんなものはなかなか見つからない。

 

俺の書いている小説に出てくる“困った奴ら”も皆そうだ。

自分だけの居場所が欲しく、自分だけの“仲間(部下)”が欲しくて仕方ない。 

そんなバカどもを社会に出てから、嫌というほど見てきた。 皆、自分の居場所(領地)確保に必死💦

 

“独立”した“領地”(居場所)が欲しい。みんな、欲しい。

 

だが、そんなものなかなか見つからない。出来ない。作れない。

 

だから、他者を“排除”したがる。自らの“領地”に“入り込む”者を許さない。“強い誰か”に保証を願う。後ろ楯を頼む

 

悲しい人間だが、それはまた俺自身も同じだ。

 

人間の“元値”は変わらない。

いつも同じだ。

居場所が欲しくて仕方ない。仕方ないから、後ろ楯を願い、他者を排除する。

『組織の為』、『みんなの為』、『明日の為』などと正当化する。

 

己は間違っいないと思う。居場所を守るのだから、間違っていないと思い込む。

独立したいから、他者を追い落とす。

独立不羈とは、『一人で騎馬に乗って、立っている姿』らしい。

誰にも頼らず、自立する。

だから、他人を排除し、自力で立ち、自ら異動する。

誰にも引かれず、頼らない。

それを独立という。

 

いつも!人間の願望は変わらない。