鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

派遣録 45 病院移転(頼む人々)

病院移転の続き。

 

俺と組んだ日雇いは、その後もエレベーター前で怒り続け、ついには俺へおかしな事を言ってきた。

 

「これ、遅くなりますよね、リーダー?」とか「こうも詰まると厳しいっすね、このあと」やら「リーダーも早く運びたいでしょ?」などと、俺を“リーダー”と呼び、まるで移転作業の“統轄者”のように呼び出したのだ。

 

この現場のリーダーは、運送屋の社員であり、俺ではない。

それに俺はエレベーターは『待つしかないよ』と何度もそいつに諭した。

 

そして、昼休憩の時。

 

俺は社員に呼び出され、怒られた。

「朝、言ってだろ? 院内のエレベーターは関係者優先。待つしかないんだよ💢」

 

俺は「…はい、知ってますが?」と答えた。

すると、「君が『エレベーターが遅い』とか『ここ以外を使わせろ』と言ってたんじゃないのか?」と聞いてきた。

 

例の“相方”のせいだった。

アイツが社員に「一緒に組んだ人(俺)がエレベーターの事で『遅くなる!』と怒ってました」と言ってもいないことを告げたらしい。

 

何故、そんな事を?

 

後からそいつに厳しく訊いたら、「リーダー(俺)も遅くなるのは良くないと思っていたでしょ?」と言ってきやがった💢 

何度も書くが、俺はリーダーではないし、エレベーターに不満ほない。

 

要するに、このバカは、自分一人では社員に主張(不満)できないから俺を無理やり巻き込んだのである。

 

また出た。“腰抜け”だ。

あの“中やん”(元同級生の彼氏)“西田”と同じだ。

言いたいことを一人でいう勇気がない。そして、他人を無理やり巻き込むのだ。

何で、他人を頼る?

 

俺は社員に対し、別にエレベーターの待ちに不満がないことを伝え、組んでいたバカが「ごちゃごちゃと言ってました」と正直に教えてやった。

 

そのバカは、口の中に糞でもぶち込まれたような苦い顔をしていた。ざまあみろ、である。

 

そして、その社員となにやら揉めていた。

エレベーター前での“大渋滞”の事を、ようやく社員に訴えらしい。最初からそうしろや💢

 

西田のように。日雇いはよく自分から行動できない奴が多かった。

俺も“自発的”とまでは言えないが、言いたいことは自ら言っていた。

そうでなければ、我慢した。

他人には任せない。

また“アイツら”みたくなりたくなかったからだ。

 

そして、午後からそいつは別の移転部署に移動になり、俺は同じ現場にいた“ゴリさん”と組み、午前同様にカゴ台車での移動作業をした。

 

そして、翌日。

またコイツが問題を起こす。

 

まだ続く…。