話は前後するが、昨日(9/6)の話だ。
ハロワからの帰り、スデニ雨が降りだしていた。
雨雲レーダーでは、浜松市は後数時間で大雨☔だった。
俺は帰り道を急いでいた。
野口町の路地に入った時、おじいさん👴が住宅の壁にもたれて座っていた。
雨の中である。
傘を持っていたが、開いておらず、ずぶ濡れだった。
俺と何度か目線か合い、顔が見つめあった。
そのまま去ろうとしたが、数メーター進んで戻った。
心配になったのだ。
昨日の介護の日雇いの記憶が強かったのかも。“弱って”いる人には手を差しのべたくなった。
俺「大丈夫? た、立てないのか?」
👴「あー、大丈夫、大丈夫」
俺「家、どこで?」
👴「あ、もう少し先だよ…」
俺「た、立たせる?」
👴「大丈夫だよ」
俺「本当? もうすぐ、お、大雨た、だぜ?」
👴「あー、大丈夫、大丈夫」
俺「立てないのか、かな?」
👴「大丈夫。ありがとね」
俺「傘は?」
👴「これ、杖代わりなんだよね…」
俺「なら、た、立たせようか、か?」
👴「ありがと。でも大丈夫だよ」
俺が何度も立たせようとしたが、おじいさんは頑なに断ってきた。
雨☔はどんどん激しくなる。
おじいさん👴はしきりに「大丈夫」と言って、そこから動かない。
俺は、仕方なく、その場を離れた。
かなり後ろ髪を引かれた。
振り返ってみると、まだおじいさんは地べたに座ったまま…。
(本当に大丈夫かな?)
そのまま、帰宅した。
幸い、その後、雨はそこまで大降りにならなかった。
おじいさん👴は立てられたのか?
無理にでも立たせたり、送らなくて良かったのか?
…心配になった。
こうした時は無理にでも立たせたり、手伝うべきだったのかな?
地面から“何か”を見ていたのかな?