鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

タクシー彷徨

※昨夜の続き。


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次郎で『もののけ姫』を観ていたかったが、客は俺一人に。そろそろガンバンらしいので店を出た。

料理人のおじさんに「またベロベロだねぇ」と笑われたが、実のところそれほど酔っていない。

もいうか、酔えない。

 

頭の中は、仕事の事で一杯。

胸が張り裂けそうだった。

“生を得る、死を欲するか”

俺は悩んでいた。

 

その後、気晴らししたくて、


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またビリヤード屋に行くが、全く気持ちが晴れない。

上手くポケットできないと、なんか仕事と同じようで、イライラしてしまった。

 

街中にでると、12時過ぎにも関わらず、人が多い。

みんな楽しそう。 

俺だけが、“隔離”されている気分。

寂しさと自分を呪いたくなる気持ちだった。

もっと酔っていたら、気持ちは違うのだろうな、と蒸し暑い路地を歩いた。

 

それで当然(赤電)終電は終わっている😨


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当たり前だ。

 

タクシーで帰宅しようと、田町の大通りから北へダラダラとあるいた。

俺は普段、全くタクシーを使わない。一年に一回くらい乗れば良い方。

(…この大通りならつかまるか?)と思ったが全く止まらない。


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交差点に止まったタクシーに声をかけようとしたが、軒並み送迎中。

皆、タクシーで帰るのか。今更気が付いた。

 

何かタクシーが捕まらないと、タクシーにまで小馬鹿にされている気分だ。

 

俺は何のための働いているのだろう?

トロくさくても、俺に出来るのは一生懸命動くだけだ。それを否定されたら…。

俺は“去年みたいな”思いをしたくなくて、再就職活動をしてきた。バイトを複数して堪えてきた。

我慢はした。

まだ足りないのか?

こんな思いをするために頑張ったのか。

 

遊びたいわけじゃない。

サボりたいわけじゃない。

ただただ働きたいのだけ。

笑いたい奴は笑えば良い。

やはり両親の顔が浮かぶ。

…俺の人生はどうなるのか。

 

捕まらないタクシーの後ろ姿を眺めて、哀しい気持ちしかなかった。

やはり、ブラック企業に勤めていたあの頃を思い出していた。

 

 

結局、捕まったの最寄り駅の一つ前くらい…。深夜割増で高かった💧