鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

2023 8/29 『深谿に至らざれば、地の厚きを知らず』①

先程、会社に連絡して退職を告げた。

この前は留意を促してきた部長だが、今回は簡単に了承した。

 

簡単に了承されるとされたで、(―本当は、別に俺なんて“要らなかった”のでは?)と穿った気持ちになる。

だが、一度「別部署でやらないか?」というありがたい申し出を断ったのは、俺自身た。

それに、(もうここは嫌だ💢)と散々ここで書いてきた。

今さら…という話だ。

 

退職の電話をしてから、猛烈に不安な気持ちが沸いてきた。

バカか、俺は?

俺自身が望んだ結果だろ?

今さら、ガタガタ震えんなや💢…と気持ちを強くした。

 

しかし、この2ヶ月は何だったのか?

意気揚々と入社して、汗だくで働いて、喧嘩して、怒られて、苦しんで、悩んで…。

 

ストレスで酒飲んで、キレて…。次郎の大将、呆れていたなあ。

 

そして、俺には何か残ったのだろうか?

そう考えたら空しくなる。

 

無駄だった?

 

だが、そう思いたくない。

これは“変わり目”だ。そして、わかったたろ?

俺に工場勤務は厳しい…というか、複雑な作業に身体が付いていけない。

脳腫瘍の影響?

いや、元々俺がトロいだけだや。

 

それがわかっただけでも収穫と思いたい。

 

ここからだ。またやり直すしかない。いつもこうして立ち上がってきただろ?

そう思いたい。

 

仕事は無くなった。親父は末期ガン。

金無し、コネ無し、女も無し。何も無い。マイナス要素しかない。

 

こうした窮地になると、以前もこのブログて書いたが、俺はいつも思う言葉がある。

 

『深谿に至らざれば、地の厚きを知らず』(孫子?)


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意味は『深い谷底を見ないと、大地(山)の高さは分からない』、つまり『どん底を経験しないと、そこから立ち上がれない』というような意味なのだが、俺は『地の厚き』という言葉がいつもに気になる。

 

高い山丘をみて、「あそこは地面が厚いなあ」と思うか?

多くの人が『高い山だな』と思うはずだ。

だが、ものすごく大きな目線で見れば、山は『地面の厚い箇所』と言えなくもない。


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これはつまり、「どん底の時は、考え方、見方を変えろ」だと俺は解釈している。

 

多くの人が『ヤバい』『ピンチ』と思う場面は、見方を変えたら、また違うのかもしれない。

『チャンス』『リスタート』『倍返し』と見る事が出来ないか。無理矢理。

まさに“思い込み”だが、そう信じてみたい。

 

俺はもう少し頑張ってみたい。ダメか?

 

何でこうなったのか、それを考えて、明日から動こう。

いつもファミレスへ行こうか?