鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

派遣録 48 新しい派遣仲間

 

 

2008年の秋の終わり頃。

スガちゃんが派遣現場に顔を見せなくなった。

 

さらに、あのうるさいデブの北山も姿を出さなくなった。

 

日雇いは事前にネットで予約制なので、予約を入れてないと仕事は入らない。

つまり、スガちゃんと北山は日雇いの予約自体を入れてない、ということだ。

 

俺は西田以外とは仕事外で連絡したことがなかったので、彼らがどうしたのか、分からなかった。

また、どういう生活しているのかも知らなかった。

 

※そのうち、スガちゃんは全く現れなくなり、北山のデブはまた顔を出してきたが…。

 

彼らの代わりに、マツカトウさんと知り合った。

 

日雇いの良いところは、嫌な人間関係が無いことだ。

その分、関係は常に希薄だ。

だから、絆も無い。

 

マツ(本名不明)は、元々は北山と仲良く、よく一緒にいた。

北山が来なかくなった時期に、妙にこちらに絡んできた。

彼はよくしゃべる奴でやたらと話してきた。

何と嫁まで同じ日雇いで、たまに同じ現場で働いていた。

何かの仕事をしていた(自営業?)のかは分からなかったが、夫婦でやむなく働きているみたいだった。

 

カトウさんは少し歳上で、俺のように色んな派遣会社に登録していて、よく愛知の現場に行ったりしていた。

かなりのヘビースモーカー🚬でとにかく吸いまくっていたのを覚えている。

前から、ゴリさんと仲良かった。

 

さらに、この頃になると日雇いに顔見知りが増えた。

 

さらにメガネ君(あだ名)、足助(あすけ=仮名)という日雇いと仲良くなった。

 

メガネ君は名前の通り、メガネをかけていて、結構な毒舌だった。

本名は分からない。みんなから『メガネ君』と言われていたので、俺もそう呼んでいた。

事務仕事が好きそうだったが、見た目に関わらず、身体を使う現場によくいた。意外とタフ?

 

足助(仮名)は、名前の通り、愛知県足助(新城?)出身で、背が高く、販売系の現場によくいた。

以前書いた“広島風お好み焼き屋”で一緒に働いた。

『模擬試験』の現場には必ずいた記憶がある。