鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

2023 9/17① 貧困と八つ当たりへの理解

『…この連休中の仕事(日雇い)、どうしよう?』と思っていたら、昨夜、簡単に明日(9/18=月曜)の日雇いがあっさりと決まった。

 

日雇い派遣とはこういうものである。

日ごとに仕事を探すしかない。仕事が無いから。

常に“明日”が定まらないが、安易に“決まったり”する。

不安定の中で生きるしかないのだ。

 

先日の介護施設の日雇いで“先輩”(経験者)と話した事を思い出している。

 

『お互い、貧乏だよな』という話になった。

 

その先輩は、


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安部前首相を殺害した山上容疑者を褒めはしなかったが、「他の弱者を狙うような犯罪よりは、理解出来る」というような事を言っていた。

 

実のところ、俺もこの事件を起こした犯人には、同情こそしないが、犯行自体は“勝手に”話理解できてしまう。

 

この事件はあれから“政治家の宗教問題”になっていたりする。


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また“洗脳”という問題にもなっていて、こんな詐欺集団(と俺には思える)これはこれで追求されるべきだと思う。

 

しかし、若者の“貧困”を置き去りにしてないか?

『それは関係ない』という意見も聞いた。

だが、俺にはそう思えない。

やはり、そこに貧しさがないか?

 

…同じ世代(40代)の自分も貧乏だから、というのももちろんある。

 

この銃撃を遡れは、

 

『安倍川元首相を撃つ!』

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『どうも有名政治家と昵懇で、守られているようだ』

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『誰かあの“詐欺”集団を援助している?』

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『俺の人生はあの詐欺みたいな“宗教”のせいでボロボロだ! クソが💢』

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『母親が新興宗教にのめり込んだから、金💴がない』

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『俺は子供の頃から貧乏だな…💢』

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『俺ってなんで、こんなに貧困なの?』

 

となるようになり、やはり根幹には“若者の貧困”かあると思えてしまう。

 

思い直すポイントや、貧困から“脱出”するポイントはたぶんたくさんあったのではないか?

 

そこをことごとく“スルー”し、追い込まれ、あんな事件を起こした。

それは同情できない。

何があっても他人を殺しては意味がない。

 

だが、最後にそこまで追い込まれたり、考えが“至ってしまった”事は理解できる。

 

貧しさは怒り💢を産む。

本当にそう思う。

 

そして「それって、お前のせいだろ?」と自省的な結論に至る。

社会の中でそれは、本当にそうだ。

金💴があれば、あんな事件は起こらなかったはずだ。

 

本人の努力が足りない。

我慢できない若者。

組織に適応できない。

社会に八つ当たりするな。

 

全て正解だと思う。  

社会で金銭を得たいなら、努力して、適応して、我慢して、社会と“寄り添って”、“攻撃”せずに生きるしかない。

 

それも俺は理解できる。そうしないと社会では生きて行けない。

それが出来ないから、今の俺があるような気もする。

 

だが、俺のように、そうした事ができない奴もいる

 

足りない努力をして、組織に馴染めず、我慢も出来ずに、社会へ八つ当たりしたくなる時がある。

 

そうした人間を『理解できない』と切り捨てたら、どうなるのか?

社会とは、努力して、適応出来て、我慢して、寄り添える者だけのものか?

 

それなら、また彼のような“攻撃”をする人間が増えるだけだ。 俺もそうなるかも?

 

何でも“弱者救済”するのもどうかと思うし、社会と上手く付き合える人間や、組織に適応する者が優位になるのも当然だし、本当はそれが良いとも思う。

 

しかし、そうできない人間もまたいる。

 

自己努力で、どうにかするしかない。

八つ当たりせず、他人を攻撃せず、生きるしかない。

 

貧困から脱出する方法はそれしかない。

ただ、“やり方”は自分で決めたい、とも思う。

 

日雇い派遣などしたくないのが本音だ。

金💴を稼ぎたいし、自分の生活をもっと豊かにしたい。

明日の仕事で悩みたくないよ。

結婚もしたいし、家族も欲しい。

両親も安心させたい。

そのために生きている、と俺は思う。

 

それが出来ないのを他人のせいにはしない。

しないが、“八つ当たり”はしたくなる。

その気持ちは理解できてしまう。俺もそうだから。